資格試験が不合格だったとき

目次

 1.不合格となった要因を明らかにする

 2.次の試験に向けた対策を検討する

 

1.不合格となった要因を明らかにする

 試験が不合格だった時、物凄く悔しくて投げ出したくなったことは私も何度か

 経験しました。

 目的は「自己成長」で、その手段として資格試験に挑戦していたにも関わらず

 不合格はやはり精神的に辛いものがございました。

 

 一度不合格になったら、次の試験は半年後や一年後となるため、諦めたくなる

 人も多いことと思います。

 そこで思いとどまり、不合格となった要因を自分なりに分析することをお勧め

 します。

 

 参考例として、私が経験した不合格要因を以下に挙げます。

  パターン1:勉強方法、勉強範囲がそもそも間違っていた

        多い理由としては、買った参考書が試験対策に向いていなかった

        場合などがございます。

        ・参考書や問題集を買う際には、レビューも読んで判断する。

        ・参考書だけで勉強せず、過去問も併せて勉強する。

 

  パターン2:勉強不足、適正な勉強時間が確保できていなかった

        社会人であれば仕事の都合もあり、思ったように勉強時間が確保

        できない状況も考えられます。

        ・1日数十分でも勉強に手をつけることで、継続する意思を保つ。

        ・「時間が空いたら勉強」ではなく「予定に組んでしまう」

 

  パターン3:試験当日、会場に行かない

        若い頃にやってしまったパターン。

        自分の意志ではなく会社からの指示であったことと、会社から

        何も配慮がなく業務割り振りされる状況で、意欲が湧かなかった。

        ・自分なりの目的意識を持つことがスタート地点。

        ・目的は資格を取った先にあります。

 

2.次の試験に向けた対策を検討する

 不合格となった要因が分かれば自ずと対策案は浮かんでくると思います。

 難易度が高い試験であれば、最初から科目合格制度を利用して数回に分けて合格を

 目指す方法もございます。

 

 また、一人で取り組むより一緒に合格を目指す仲間やライバルがいることは

 モチベーションを維持する上で大変良いことです。

 そういった人がいなくても、家族や友人に受験することを伝える(宣言する)こと

 で自分に喝を入れることも時には必要です。

 

 悔しさ、喪失感を乗り越えた先に見えたもの

 偶然合格した試験の知識は浅く、今すぐに使える状態ではありませんでした。

 しかし、一度悔しい思いをして原因を追究し、得た知識は人にも教えられるほど

 自分の中に落とし込まれております。

 

 気持ちを切り替えるのは時間のかかることかもしれません。

 次に取るべき行動が見えなくなったとき、本記事が少しでもお役に立てれば

 幸いです。