第1種電気工事士 技能試験対策

目次

 1.準備するもの

 2.必要となる教材

 3.出題形式

 4.合格難易度

 

1.準備するもの

 受験するには指定工具が必要となり、無いと受験ができません。

 基本的には第2種電気工事士試験で使用した工具があれば大丈夫です。

 

 指定工具:

  1.ペンチ

  2.プラスドライバー

  3.マイナスドライバー

  4.電工ナイフ

  5.スケール

  6.ウォーターポンププライヤ

  7.圧着工具(リングスリーブ用) 

 

 

 あると便利な工具:

  1.VVFケーブルストリッパー

    ※ほぼ必須と言っていいほど便利な工具です。 

 

  2.ケーブルカッター

    ※第1種電気工事士技能試験では、8sqの高圧絶縁電線(KIP)の切断が

     あるため、あれば非常に楽です。 

MARVEL(マーベル) ケーブルカッター 銅線専用 小型軽量タイプ ME-60
 

 

 

 2.必要となる教材

 私が実際に使用した参考書は以下となります。

 「ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士技能試験すい~っと合格」

 ただし、候補問題の確認と複線図の書き方の勉強用として使用しました。 

ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士 技能試験すい~っと合格2019年版

ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士 技能試験すい~っと合格2019年版

  • 作者:藤瀧和弘
  • 発売日: 2019/05/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 実技演習としては、2日間30,000円の講習会に参加したため、楽々合格と

 なりました。

 

 費用をかけない方法としては、youtubeで演習問題の解説を聞きながら

 実技を行うこでも合格を目指すことが可能です。

 実技を行わずに試験に臨むことはかなり危険ですので、候補問題10種を

 最低1回は行うようにしましょう。

 

3.出題形式

 候補問題10種類の中から1問出題されます。

 

 第2種電気工事士との大きな違いは施工条件が毎年細かく変わり、根本的な

 施工方法を理解した上での応用力が試される点があります。

 

 制限時間は1時間あるため、慣れた人にとっては第2種電気工事士より余裕が

 あるかと思います。

 時間配分としては、複線図に10分、施工に40分、見直しに10分が理想です。

 

 

 4.合格難易度

 第1種電気工事士の合格率は約30%です。

 技能試験のみに関しては約60%強となります。

 

 合格率だけを見ると、筆記試験のほうが難易度は高く、技能試験は対策さえ

 できれば難しい試験ではないことが分かります。

 

 筆記試験対策でも紹介した通り、今後技術者不足が懸念されており、非常に

 需要の高い資格となります。

 そのため、年齢に関係なく生涯にわたって有効な資格と言えます。