目次
1.準備するもの
2.必要となる教材
3.出題形式
4.合格難易度
1.準備するもの
受験するには指定工具が必要となり、無いと受験ができません。
基本的には第2種電気工事士試験で使用した工具があれば大丈夫です。
指定工具:
1.ペンチ
2.プラスドライバー
3.マイナスドライバー
4.電工ナイフ
5.スケール
6.ウォーターポンププライヤー
7.圧着工具(リングスリーブ用)
あると便利な工具:
1.VVFケーブルストリッパー
※ほぼ必須と言っていいほど便利な工具です。
2.ケーブルカッター
※第1種電気工事士技能試験では、8sqの高圧絶縁電線(KIP)の切断が
あるため、あれば非常に楽です。
2.必要となる教材
私が実際に使用した参考書は以下となります。
「ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士技能試験すい~っと合格」
ただし、候補問題の確認と複線図の書き方の勉強用として使用しました。
実技演習としては、2日間30,000円の講習会に参加したため、楽々合格と
なりました。
費用をかけない方法としては、youtubeで演習問題の解説を聞きながら
実技を行うこでも合格を目指すことが可能です。
実技を行わずに試験に臨むことはかなり危険ですので、候補問題10種を
最低1回は行うようにしましょう。
3.出題形式
候補問題10種類の中から1問出題されます。
第2種電気工事士との大きな違いは施工条件が毎年細かく変わり、根本的な
施工方法を理解した上での応用力が試される点があります。
制限時間は1時間あるため、慣れた人にとっては第2種電気工事士より余裕が
あるかと思います。
時間配分としては、複線図に10分、施工に40分、見直しに10分が理想です。
4.合格難易度
第1種電気工事士の合格率は約30%です。
技能試験のみに関しては約60%強となります。
合格率だけを見ると、筆記試験のほうが難易度は高く、技能試験は対策さえ
できれば難しい試験ではないことが分かります。
筆記試験対策でも紹介した通り、今後技術者不足が懸念されており、非常に
需要の高い資格となります。
そのため、年齢に関係なく生涯にわたって有効な資格と言えます。