第2種電気工事士 筆記試験対策

目次

 1.第2種電気工事士試験の特性

 2.必要となる教材

 3.出題形式

 4.合格難易度

 

1.第2種電気工事士試験の特性

 本記事にて紹介する対策案は、実務経験のない(少ない)学生、若手社員を

 ターゲットに紹介したいと思います。

 そのため、まずは第2種電気工事士がどのような試験なのかについて説明

 致します。

 

 第2種電気工事士が扱える電気工作物の範囲は「一般用電気工作物」です。

 詳細な電気工作物の説明は割愛しますが、つまり電気工事を実際に行う人が

 持つ資格となります。

 

  「自動車の運転免許と同じだ!」と比喩する方もいますが、的を得た表現

 であると思います。

 実際に作業する人のための資格であり、筆記試験は最低限知っておくべき

 内容が過去問から大半出題されます。

 

 とはいえ、全く勉強しないで合格できるような内容ではありません。

 

2.必要となる教材

 電気工事に従事した経験のない方、もしくは経験の浅い方は過去問だけでは

 回答がなぜそうなるか理解ができないかと思います。

 解説付きの問題集や参考書が必要となってきます。

 

 参考書を一度流し読みした後、過去問を直近5年分x2回もこなせば安心です。

 

 工事材料の使用用途や複線図の書き方など、参考書だけではイメージできない

 場合は技能試験の動画を見るとイメージが付きやすいです。

 YouTubeで「第2種電気工事士 技能試験」を検索するとたくさん出てきます。

 

3.出題形式

 マークシート式の4択問題となります。

 出題数は50問(各2点)

 試験時間は2時間(1時間経てば途中退出可能)

 合格点は大抵の場合60点(100点満点中)

 

4.合格難易度

 第2種電気工事士の筆記試験合格率は約60%です。

 ちなみに技能試験は約70%

 1回の試験での合格率(筆記・技能)は約45%です。

 

最後に

 しつこい様ですが、第2種電気工事士試験は作業を行う人のための資格です。

 筆記試験でどうしてもわからない問題は捨てて合格点を目指すくらいの姿勢

 でよいかと思います。

 

 

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