科目免除とは

目次 

 

1.科目合格と何が違うの?

 科目合格制度とは、難易度の高い資格となると全科目を1回の試験で合格する

 ことが難しくなるため、各科目ごとで合格点を取ることができれば決められた

 期間内であれば科目合格として有効となる制度です。

 

 例えば、工事担任者試験であれば「基礎・技術・法規」の3科目ありますが、

 技術が合格点に届いていなくても、基礎・法規が合格点を取れていれば、試験

 が行われた翌月から2年以内であれば科目合格として認められます。

 次回試験では技術のみを受験し、合格点が取れれば資格取得が可能です。

 

 科目免除とは、条件を満たせば特定の科目を免除できる制度です。

 

 条件とは、

  特定の資格を取得している場合

  特定の業種で指定の実務経験を積んでいる場合

  認定学校で、特定の単位を修得している場合

 などがございます。

 

2.上位資格へのステップアップ

 科目免除制度を利用することで、効率的に資格取得を目指すことも可能です。

 

 工事担任者試験を例にすると、DD1種の資格を持った人がAI1種を受験する

 際には、「基礎」科目が免除されます。

 その他、異なる資格に対して有効なものもあります。

 工事担任者(DD3、AI3を除く)の資格を持った人が電気通信主任技術者試験

 を受験する際には「電気通信システム」科目が免除となります。

 

3.実践例(第1級陸上無線技術士取得まで)

 私は現在、科目免除制度を利用して無線設備の操作に関する最上位資格である

 第1級陸上無線技術士の合格を目指しております。

 

 実践例として資格取得までの流れを以下に記載します。

 

 1.工事担任者 総合種 取得

 2.電気通信主任技術者 取得

    工事担任者資格を取得したことで、電気通信システムを免除

    設備・専門・法規を受験

 3.第1級陸上無線技術士 取得

    電気通信主任技術者を取得したことで無線工学の基礎・無線工学Aを免除

    無線工学B・法規を受験

 

 科目合格制度もある「第1級陸上無線技術士(以下、一陸技)」をなぜこのよう

 に回りくどく取得するかについては、試験日程が理由の一つにあります。

 

 工事担任者電気通信主任技術者が休日(土曜・日曜)に実施されるのに対して

 一陸技は平日2日間の試験となります。

 試験日程で確実に休みを取るのが難しいため、受験科目を半分に減らして1回で

 合格を目指すこととしました。

 

 最後に

  難易度の高い試験の合格は容易ではありません。

  しかし、科目免除・科目合格といった制度を利用し、自分なりの計画を立てる

  ことで途中挫折するリスクなども減らすことができます。

  皆様の試験合格までのプランニングに役立てられれば幸いです。