電気通信主任技術者(伝送交換)試験対策 法規

目次

 

1.スタート地点の確認

 受験を考えるにあたり、自分にどの程度知識の蓄えがあるかによって、勉強時間や

 理解度に大きく差が出てくる 試験となります。

 

 工事担任者資格を取った人がステップアップに受験を考えている場合、電気通信

 主任技術者試験「法規」の勉強は楽なものと感じるでしょう。

 

 しかし、通信設備の運用に直接関わりのない方が受験を考えた場合、難易度の

 高い試験だとわかります。

 

2.必要教材

 まず、必須とも言える教材は以下となります。

  「電気通信主任技術者試験全問題解答集 共通編」 

 

 直近4~5年分の過去問と解説がついています。

 「法規」であれば、ある程度暗記で合格点を目指すことができますが、「設備」

 となると、なぜそうなのか?解説がないと根本的なことが理解できません。

  新しい年のものを選んだほうが良いですが、試験日が近くなると売り切れ続出と

 なる可能性もあるため、早めの購入をお勧めします。

  

3.勉強時間

 「法規」に関しては2週間~1ヵ月が目安となります。

 1ヵ月も勉強時間を取れれば十分と言えるでしょう。

 

 基本的には過去問直近4~5年分の繰り返しを行うことになります。

 

 答えを単語として覚えるのではなく、文章の内容を理解しながら読むように

 する癖をつけましょう。

 過去問と同じ文章が出た場合、問題となる単語が変わることはよくあります。

 その際にも文章として内容を理解することで、答えとなる単語を導き出せる

 応用力が身に付きます。

 

 内容も工事担任者試験の法規と同じようなものも多く、私の場合ですと

 約3週間の勉強期間で、過去問4年分を2回実施

 結果としては約80点取ることができました。

 

最後に

 4科目ある電気通信主任技術者試験ですが、人によってどのように資格取得を

 目指すかは変わってくるかと思います。

 私が調べた限りでは「法規」「電気通信システム」から合格を目指す方が多い

 ようです。

 難易度も4科目の中では比較的低く、科目合格の有効期限も3年間あるため、

 試験に慣れていくには良いプランであると思います。

 

電気通信主任技術者法規試験対策 改訂12版

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  • 発売日: 2018/11/17
  • メディア: 単行本