電気通信主任技術者 令和3年度 第1回 過去問解説(伝送交換設備及び設備管理 問1)

電気通信主任技術者
伝送交換設備及び設備管理

過去問:令和3年 第1回

※日本データ通信協会 試験問題より引用


(問1)

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解答:

(ア)③ TCM
(イ)⑤ TDM
(ウ)⑫ CWDM





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解答:

正しい ①②④

誤り ③

正しい答え

③ GE-PONは、Ethernetフレームの
伝送を目的としたPONシステム
であり、下り信号の最大伝送速度が
G-PONの約2倍に高速化されている。
1/2となる。





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解答:

正しい ②

誤り ①③④

正しい答え

① OTNでは、光の波長単位で
通信路が設定され、通信路の
終端を行うOXC OADM、光の
ままクロスコネクトを行い
メッシュ状ネットワークに
適用するOADM OXCなどの
装置が用いられる。

③ OTNでは、OChといわれる
論理的な通信路が設定される。
OChは、光多重セクション
光チャネルレイヤネットワーキング
として定義されており、
波長多重信号が合分波される。
SDH.イーサネットなどの
各種信号を収容し、
エンド・ツー・エンドの
ネットワーキングを行う。

④ OChのフレームは、
OChのオーバヘッド、
各種のクライアント信号を
収容する可変長 固定長
ペイロード、誤り訂正符号として
SOH FECを挿入するフィールド
から構成されている。





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解答:

正しい ①③④

誤り ②

正しい答え

② パルス列の位相が短時間に
揺らぐ現象であって、揺らぎの
周波数が10[Hz]以上である
場合はワンダ ジッタといわれ、
ワンダ ジッタは、一般に、
再生中継を行う際にタイミング
パルスを抽出する回路などで
発生する。