建設業界のパワハラについて考える

f:id:awkwarddaddy:20200920001253j:plain

建設業界はパワハラが多い?

統計的にも建設業界は
パワハラの事例が多いと
されています。


その背景としては
事故による災害を防ぐため
職場では厳しい指導や
管理体制をとられており、


その中で行き過ぎた指導や
暴言を吐く人間も出てくる
ためです。


その大きな要因の一つとして
管理職・リーダーの
マネジメント力の低さがあります。


実績や知識を認められて
昇格した人はマネージャーとしての
勉強を行ってきていない場合が多く、


自分の基準で指導を
行ってしまいがちです。


f:id:awkwarddaddy:20210721082531j:plain

2019年5月には
パワハラ防止法」
(労働施策総合推進法)
が成立し、


企業は今までの在り方を
見直す必要が出てきたと
言えます。

 

パワハラから身を守るために
行う2つのこと

 1.すぐに相談する

 2.記録を残す


一つずつ解説していきます。


まず、「すぐに相談する」に関しては
自分が信頼をおける人であれば
家族、友人でもまず話してみることが
とても重要です。


実際行動を起こす場合には、
会社の人事や職場の上長に
話すことになります。


ただし、職場の上長(現業であれば)は
人事を扱う専門家ではない
ため、適切な
対応を行えない場合がほとんどです。


上長の普段の行いから
不安があるようであれば、
人事や他の相談相手を
見つけるほうがよいでしょう。


f:id:awkwarddaddy:20201108143821j:plain

二つ目の「記録を残す」
については証拠を残す意味でも
必要となりますが、


ここでお伝えしたいのは
「第三者が見てもパワハラである」
という認識を周囲に持たせるため
必要なことだからです。


実際に職場ではパワハラの現場を
見ている人が他にいるかもしれません。


そういった証言も
重要ではありますが、
人事権やその他権限を持った人は


その現場を見ていない場合が
ほとんどのため、
正確な記録を取っておくことが
必要となります。


後進の育成に影響

もし、職場でパワハラ
黙認されているような
環境であれば、


自然と従業員は離れていき
企業は衰退していくことに
なります。


後進の育たない企業の継続は
不可能となるため、
売上以上に大きな課題であると
断言します。


最後に

建設業の仕事は非常に
面白くやりがいがあります。


ただ今回は闇の部分に
少し触れてみました。


今まで建設業界を支えてきた
技術者が定年をむかえ、
技術者不足が叫ばれている中、


今後も「カッコいい建設業」を
世の中に発信して
興味を持ってもらえればと
考えております。