建設業界のパワハラについて考える

建設業界のパワハラについて考える

 

 

建設業界はパワハラが多い?

 統計的にも建設業界はパワハラの事例が多いとされています。

 その背景としては事故による災害を防ぐため、職場では厳しい指導や管理体制を

 とられており、その中で行き過ぎた指導や暴言を吐く人間も出てくるためです。

 

 その大きな要因の一つとして管理職・リーダーのマネジメント力の低さがあります。

 実績や知識を認められて昇格した人はマネージャーとしての勉強を行ってきていな

 い場合が多く、自分の基準で指導を行ってしまいがちです。

 

 2019年5月にはパワハラ防止法(労働施策総合推進法)」が成立し、企業は

 今までの在り方を見直す必要が出てきたといえます。

 

パワハラから身を守るために行う2つのこと

 1.相談する

 2.記録を残す

 

 一つずつ解説していきます。

 

 まず、「相談する」に関しては自分が信頼をおける人であれば家族、友人でも

 話してみることがとても重要です。

 実際行動を起こす場合には、会社の人事や職場の上長に話すことになります。

 ただし、職場の上長(実行部隊であれば)は人事を扱う専門家ではないため、

 適切な対応を行えない場合がほとんどです。

 上長の普段の行いから不安があるようであれば、人事や他の相談相手を見つける

 ほうがよいでしょう。

 

 二つ目の「記録を残す」については証拠を残す意味でも必要となりますが、

 ここでお伝えしたいのは「第三者が見てもパワハラである」という認識を周囲に

 持たせるために必要なことだからです。

 

 実際に職場ではパワハラの現場を見ている人が他にいるかもしれません。

 そういった証言も重要ではありますが、人事権やその他権限を持った人は

 その現場を見ていない場合がほとんどのため、正確な記録を取っておくことが

 必要となります。

 

後進の育成に影響

 もし、職場でパワハラが黙認されているような環境であれば、自然と従業員は

 離れていき企業は衰退していくことになります。

 

 後進の育たない企業の継続は不可能となるため、売上以上に大きな課題である

 とハッキリ言いたい。

 

最後に

 建設業の仕事は非常に面白くやりがいがあります。

 ただ今回は闇の部分に少し触れてみました。

 

 今まで建設業界を支えてきた技術者が定年をむかえ、技術者不足が叫ばれて

 いる中、今後も「カッコいい建設業」を世の中に発信して興味を持ってもらえれば

 と考えております。