電気通信主任技術者 専門的能力:無線
過去問:令和元年 第2回 問2(3)
※日本データ通信協会 試験問題より引用
(3)次の問いの「 」内の(カ)に最も適したものを、下記の解答群から選び、
その番号を記せ。
誤り訂正技術などについて述べた次の文章のうち、誤っているものは、
「カ」である。
<(カ)の解答群>
① ブロック符号は、入力情報ビットをk(bit)ごとにまとめ、n-k(bit)の冗長
ビットを加えてk(bit)より大きいn(bit)の符号語を作るものであり、代表的
なものにBCH符号及びリードソロモン符号がある。
② 畳込み符号は、区切られた符号語を形成せず、先行する複数の入力情報ビット
の線形結合として符号が形成される。
③ ビタビ復号は、ビタビによって提案されたビタビアルゴリズムを用い、最尤
復号を行うものであり、畳込み符号を復号する方法として、多くのシステム
において用いられている。
④ パンクチャド符号は、ブロック符号化されたデータから、消去可能なシンボル
を見つけ消去することにより、符号化率の高い符号を形成するものである。
解答:
④が誤りとなります。
正しくは、
パンクチャド符号は、ブロック符号化されたデータから、消去可能なシンボル
を見つけ消去する 定期的にデータを間引きして送ることにより、符号化率の
高い符号を形成するものである。