電気通信主任技術者 過去問解説(専門的能力:無線)問1(4)

 電気通信主任技術者 専門的能力:無線

 過去問:令和元年 第2回 問1(4)

 ※日本データ通信協会 試験問題より引用

 

(4)次の問いの「  」内の(キ)に最も適したものを、下記の解答群から選び、

   その番号を記せ。

 

  マイクロ波の電波通路について述べた次の文章のうち、正しいもの「キ」

 である。ただし、Kは等価地球半径係数、a(m)は実地球半径、λ(m)は波長と

 する。

 <(キ)の解答群>

 ① 送信アンテナ地上高 h(m)の地点における見通し距離DL(m)は、次式で

   表される。ただし、障害物及び地上の起伏はないものとする。

    D≒ √K a h

 ② 伝搬路途中に障害物がある場合の電波通路と電波通路下の障害物の標高差で

   あるクリアランス hc(m)は、送受信点高をそれぞれhT(m)及びhR(m)、

   送受信点から障害物までの距離をそれぞれdT(m)及びdR(m)、障害物高

   をhS(m)とすると、次式で表される。

    hc = (hT dR + hdT)/(dT + dR)- dTdR/2Ka - hS

 ③ 伝搬路途中に反射点がある場合の直接波と反射波との通路差⊿r(m)は、

   送受信点間の距離をd(m)、等価送受信アンテナ高をそれぞれhT'(m)及び

   hR'(m)とすると、次式で表される。

    ⊿r = (hT' hR')/d

 ④ 伝搬路途中にナイフエッジ状の障害物があり、クリアランスが0(m)の場合、

   リッジ損失は3(dB)である。

 

 

 

 

 

 解答:

 

 ②が正しいとなります。

 ①③④の正しい文章は、

  ① 送信アンテナ地上高 h(m)の地点における見通し距離DL(m)は、次式

    で表される。ただし、障害物及び地上の起伏はないものとする。

     D≒ √K a h D √2 a h

  ③ 伝搬路途中に反射点がある場合の直接波と反射波との通路差⊿r(m)は、

    送受信点間の距離をd(m)、等価送受信アンテナ高をそれぞれhT'(m)

    及びhR'(m)とすると、次式で表される。

     ⊿r = (hT' hR')/d ⊿r = (2 hT' hR')/d

  ④ 伝搬路途中にナイフエッジ状の障害物があり、クリアランスが0(m)の

    場合、リッジ損失は3(dB) 6(dB)である。