工事担任者AI 1種 過去問解説(技術及び理論)第3問(4)

AI1種 技術及び理論

 過去問:令和元年 第2回 第3問(4)

  ※日本データ通信協会 試験問題より引用

 

 パーソナルコンピュータ(PC)の内部に侵入し、勝手にファイルを暗号化したり、

 PCをロックしたりして、ユーザが使用できないようにし、使用できるように復元

 することと引換えに金銭を支払うようにユーザに要求するマルウェアは、一般に、

 「エ」といわれる。

 

 解答群:①マクロウイルス ②スパイウェア ③アドウェア

     ④ボットネット ⑤ランサムウェア

 

 

 

 

 

 

 解答:

  ⑤ランサムウェアとなります。

 

 身代金(ransom ランサム)を支払うよう要求することから名付けられた。

 

 マクロウイルス:

  表計算ソフトなどのマクロ機能を利用して作成したコンピュータウイルス。

 

  不正なマクロを実行することでウイルスを増殖、感染させる。

 

 スパイウェア

  知らない間にパソコンにインストールされ、個人情報などを盗み出す。

  セキュリティ対策が甘いとスパイウェアに潜入されやすい。

 

 アドウェア

  広告を目的としたソフトウェア。

   中には個人情報などを収集するマルウェアも存在する。

 

 ボットネット

  遠隔操作され、パソコンなどの所有者が知らないうちに犯罪の加害者にされて

  しまう危険がある。

  乗っ取られたコンピュータはゾンビコンピュータとも言われる。