工事担任者AI 1種 過去問解説(技術及び理論)第3問(1)

AI1種 技術及び理論

 過去問:令和元年 第2回 第3問(1)

  ※日本データ通信協会 試験問題より引用

 

 呼損率を確率的に導く式であるアーランB式が成立する前提条件について述べた

 次の二つの記述は「ア」

 A  入回線に生起 する呼の回線保留時間は互いに独立で、いずれも指数分布に

   従い、かつ、損失呼は再発信する。

 B  入回線数が無限で、出回線数が有限のモデルにランダム呼が加わる。

 

 

 

 

 

 

 解答:

  Bのみ正しいとなります。

 

 Aについて正しくは、入回線に生起 する呼の回線保留時間は互いに独立で、

 いずれも指数分布に従い、かつ、損失呼は消滅する

 

 Bの内容についても出題形式が変わって出ることがあるので、正確に覚えて

 おきましょう。

  ・入回線数が無限

  ・出回線数が有限

  ・呼の生起はランダム