工事担任者AI 1種 過去問解説(技術及び理論)第1問(2)

AI1種 技術及び理論

 過去問:令和元年 第2回 第1問(2)

  ※日本データ通信協会 試験問題より引用

 

 デジタル式PBXの空間スイッチにおいて、音声情報ビット列は、時分割ゲート

 スイッチの開閉に従い、多重化されたまま「イ」の時間位置を変えないで、「イ」

 単位に入ハイウェイから出ハイウェイへ乗り換える。

 

 解答群:①チャネル ②レジスタ ③タイムスロット ④カウンタ ⑤フレーム

 

 

 

 

 

 

 解答:

  ③タイムスロットとなります。

 

 デジタル式PBXの空間スイッチについての説明。

 ・音声情報ビット列は、時分割ゲートスイッチの開閉に従い、多重化されたまま

  タイムスロット時間位置を変えないで、タイムスロット単位に入ハイウェイ

  から出ハイウェイへ乗り換える。

 ・一般に、複数本の入、出ハイウェイ、時分割ゲートスイッチ及び制御メモリから

  構成されている。

 

 タイムスロットの簡単な説明。

 ・時分割多重方式を用いてデータを送るとき、一つのチャンネルが占有する

  時間間隔のこと。

 

 回線交換操作には、上記の空間スイッチとは別に時間スイッチというものもある

 ため、混同しないよう注意が必要です。

 

 デジタル式PBXの時間スイッチについての説明。

 ・時分割多重化された信号を一時的に半導体メモリに蓄え、時間的位置を入れ

  替えることで交換操作を行う。

 ・高速・大容量なメモリを使用することで、多数の回線交換が可能となる。