目次
1.電気通信主任技術者の仕事
「事業用電気通信設備の工事、維持及び運用に関する事項を監督させるため、
電気通信事業者によって選任された者である。」とあります。
工事系・保守系の中間に位置し、両方を兼ね備えた電気通信業の中でも上位の
資格となります。
2.電気通信主任技術者免許の種類
以下2種類となります。
電気通信事業の用に供する伝送交換設備及びこれに附属する設備の工事、
維持及び運用の監督
・線路主任技術者
電気通信事業の用に供する線路設備及びこれらに附属する設備の工事、
維持及び運用の監督
少し分かりづらいかもしれませんが、建物内の設備を扱うのが「伝送交換主」
屋外で送電線やマンホール等管路を扱うのが「線路」といったイメージです。
3.電気通信主任技術者の科目
各試験、4科目あり3年間の科目合格も適用されます。
・伝送交換
1.電気通信システム
2.専門的能力(伝送、無線、交換、データ通信、通信電力のいずれか)
3.伝送交換設備及び設備管理
4、法規
・線路
1.電気通信システム
2.専門的能力(通信線路、通信土木、水底線路のいずれか)
3.線路設備及び設備管理
4.法規
難易度としては、
3>2>>>4>>1
※私の主観となります。
4.勉強時間と勉強方法
1回の試験で合格するには勉強時間を多く確保でき、尚且つよほど優秀な方で
なければ難しい試験となります。
一般的には科目合格や科目免除を受けて合格を目指す人がほとんどです。
わたしも工事担任者資格を取り、「電気通信システム」の科目免除を受けました。
各科目の勉強時間、勉強方法は別記事にて科目ごとに公開していきます。