電気通信主任技術者の資格とは

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1.電気通信主任技術者の仕事

「事業用電気通信設備の工事、
 維持及び運用に関する事項を
 監督させるため、
電気通信事業者

 よって選任された者である。」


工事系・保守系の中間に位置し、
両方を兼ね備えた
電気通信業の中でも上位の
資格となります。



2.電気通信主任技術者免許の種類

以下2種類となります。

伝送交換主任技術者
 電気通信事業の用に供する
 伝送交換設備及びこれに附属する
 設備の工事、維持及び運用の監督

・線路主任技術者
 電気通信事業の用に供する
 線路設備及びこれらに附属する
 設備の工事、維持及び運用の監督 


少し分かりづらい
かもしれませんが、


建物内の設備を扱うのが
「伝送交換主」


屋外で送電線やマンホール等
管路を扱うのが「線路」
といったイメージです。

 

3.電気通信主任技術者の科目

各試験、3科目あり
3年間の科目合格
適用されます。
※令和3年第1回より変更


・伝送交換
 1.電気通信システム
 2.伝送交換設備及び設備管理
 3.法規

・線路
 1.電気通信システム
 2.線路設備及び設備管理
 3.法規


難易度としては、
2>>>3>1

※私の主観です。


 4.勉強時間と勉強方法

1回の試験で合格するには
勉強時間を多く確保でき、


尚且つ、よほど優秀な方で
なければ難しい試験となります。


一般的には科目合格や
科目免除を受けて
合格を目指す人が
ほとんどです。


わたしも工事担任者資格を取り、
「電気通信システム」の
科目免除を受けました。


各科目の勉強時間、
勉強方法は別記事にて
科目ごとに公開していきます。